皆さんは、
何かをやりたい、やろうと思った時、
結局できなかったという経験はありませんか?

多くの人は、思い立ってもやらずに終わるとか、
実現できないという結果になってしまう事が多いですよね。

しかし、

新たな事に挑戦するということができないと、
やりたい事は永遠に実現することができません。

なぜ多くの人は何かやりたいと思っても、
そこに向けて挑戦することができないのでしょうか?

挑戦できないのはなぜ?

やりたいと思う事があったとしても、

やれない、実現できない・・・
挑戦できない限り、叶わない願いです。

挑戦できないのは、
それを「やる」と決められない自分がいるからです。

例えば、海外旅行へ行きたいと思ったとします。

「〇〇へ行きたいよね~、うん行きたいね~」
で終わってしまう事結構あるのではないでしょうか。

本当に行きたい、行く!と決めれば、
チケットの値段を調べたり、
旅行会社へ問い合わせたりと実際に行動するでしょう。

でも、話だけで終わってしまうのは、
決められないという現実があるからです。

人によっては、
誰かが決めてくれるのを待っているという人もいるかもしれません。

もしそうだとしても、
自分を責める必要はありません。

決められない自分が悪いのではなく、
今まで決めるという必要性に迫らなかったために、
決めるという事ができないだけなのです。

営業職の経験がある方は、
何かしら数値だったり目標だったりと
決める環境に置かれる事が多いと思います。

日々、数字や期限に追われるという経験があるかないかで、
決めるということに対しての意識が違うということです。

それでも、

自分の人生となると
なかなか決めるという事ができない人も多いのではないでしょうか。

そのような状態で挑戦できる自分になるためには、
「決める」ということに慣れればいいわけです。

つまり、
日常の中で、やれるように練習を重ねるということです。
新しいことに挑戦するということは、
未知の世界に飛び込むということです。

失敗したくないと思っている自分がいるからこそ、
新たな挑戦に尻込みをする自分がいるわけです。

やらなければ失敗するという経験もしなくて済む。

だからやらない、

やれない理由を見つけているということです。

何かしたいと言いながら、
年齢やお金、時間(忙しい)・・・
と言う人が多いのもここにあります。

当然、この心理が強ければ強いほど、
新しいことに挑戦することが難しくなります。

挑戦する気持ちより、
恐れが勝ってしまうからです。

今何かしたいと思う気持ちがありながら、
動けていない人は、
今自分が何を恐れているか、
不安なのかを今一度確認してみるといいと思います。

そして、

それを本当にやりたいのか、
手に入れたいと思うのかを自分に聞いてみてください。

言い訳してしまう自分を乗り越えるには、
どうしてもやりたい、
手に入れたいと強く思う事を持つことしかありません。

多くの人は、
年齢や環境、経済的な事を理由にできないと言います。

しかし、
本当にそれが理由なのでしょうか?

皆さんもご存じの
登山家の三浦雄一郎さんは、

70代でエベレストに登頂、
80代でも再登頂を成功させました。

エベレストまではいかなくても、
新たな事にワクワク、
好奇心を持ち続けることこそ、
年齢や限界を超えることが可能だということです。

三浦さんだから・・・

とお思いですが、

60歳当時の三浦さんは、
健康診断で引っかかるほどの状態だったそうです。

そこで一念発起し、
年齢を越え、
数々のことに挑戦した結果現在があります。

新しい事を始める、
チャレンジするのには年齢は関係ありません。

もっと若かったら・・・

と言ってしまったら、
本当にやりたいことはできないでしょう。

そういった時点で、
やれない自分が出来上がってしまいます。

それってもったいないですよね。

人はやらない言い訳を自ら作り、
自分の限界を自分で決めているということに気づけば、
本当にやりたい事、
後悔しない生き方ができるようになります。

今もし何かやりたい、やってみたいと
思う事があれば、
どんな小さなステップでもいいので、
自分の決める力を磨くことです。

例えば、

毎朝仕事に行くときに着る服。
迷うことなくこれと決める力を養うことでも
日々決めるという訓練ができます。

また、

飲食店に入った時、
店員さんが注文を聞きにくるまでに注文を決める。
そういった小さなチャレンジの積み重ねが、
皆さんの決める力を養うことにつながります。

小さな選択、決断ができない人は、
大きな挑戦をすることはできません。

だからこそ、
日々の小さなステップ、
積み重ねが大事という事です。

最後に、
三浦さんの言葉をご紹介します。

“可能性がゼロではない限り
人間にはチャレンジする権利がある。
小さなチャレンジでもかまわない。

自分の可能性を捨ててはいけないと思う。

可能性を見限った瞬間に、
心の寿命は尽きてしまう。(三浦雄一郎)“

誰でも、
自分に限界を設定しなければ、
やりたい事ができます。

自分の心の寿命が続く、
心からやりたいと思う事、
今のうちにもう一度見つめ、
これをやると決める事ができれば、
挑戦する気持ちがわいてきます。

今のままじゃ嫌だ、
何かを変えたいと思う気持ちが
少しでもあるのであれば、
日々の小さなステップから始めてみるといいと思います。

あなたのその小さなステップが、
大きな変化、
挑戦する自分になるプロセスです。

今夜食べる物、明日の朝着る服・・・。

迷う自分を楽しむのではなく、
決められる自分になるために1分でも早く決める事
を意識してみることから始めてはいかがでしょうか?

それが、
挑戦できる自分になる最大の近道です。