なぜ人は、
自分の外に安心感を求めるのでしょうか?

多くの人は自分の見たくない部分にふたをして、
外に求めてしまいがちです。

他人が持っているものに目を向けていることで、
何が得られるのでしょうか?

今まで目を向けていなかった自分、
見ないように避けていたものに意識してみると、

自分がすでに持っているものに気づき、
自分は自分でいい・・・

と思えるようになります。

その結果、

外に安心を求めても満たされない
ということに気づきます。

本当の安心感は自分の中にあります。

人生を自分でコントロールするということ

人をうらやましいと感じている限り、
人の人生を基準に生きているということです。

自分の人生なのに誰かの人生を生きている・・・
それってどうなのでしょうか?

皆さんは、

誰かを基準に物事を判断し、
誰かの人生を生きていませんか?

もしそうであれば、

改めて自分の人生の
舵を取り直してみることをおすすめします。

自分の人生をコントロールするとは、

他人と比較せず、
自分自身を基準に物事を判断することです。

自分の基準とは、

自分自身の持っているもの、
今の自分ができることです。

すでに持っているものとは、

自分が授かったもの、
今までの経験から学び、
身に着けたものかもしれません。

例えば、

環境、仕事、人間関係
について考えてみましょう。

住む家がある、
健康な体がある。

働ける場所があるとか、
自分のための時間がある、
叱ってくれる人がいる etc・・・

自分が当たり前と思っている事。

それが、

あなたの持っているものや与えられたものです。

目を向けるとは、

あるもの、
与えられたもの

に感謝するということです。

自分が気づいていないだけで、
意外とそれは他人から見たら、
青い芝生ということだってあります。

それらに感謝することで、
自分自身がどう感じ、
それをどう生かしていくか
ということを考えるということがポイントです。

それによって、

自分を軸に物事を考えられるようになります。

自分だからできること、
自分にしかできないことがあります。

そこに気づくことができれば、

安心感は自分の中にある
と感じられるようになります。

自分に軸を置くことができれば、
外に求める必要がなく、
自分をどうしていくか
ということに意識が向くため、
他人と比較することもなくなります。

自分の欠けている部分を
外に求めるのではなく、
自分がまだ気づいていない、
すでに持っている事に焦点を当て、
感謝していくことで
心の安定が得られるようになります。

自分で心の安定が得られるようになれば、

欠けているもの、
ネガティブなもの
に目を奪われることなく、

本当に必要な事に
時間もエネルギーも
費やしていくことができるということです。

他人と比較し続ける人生と、
今あるものに感謝する人生。

どちらが安心感に満たされた毎日でしょうか?

今あるものに感謝している人は、
それをどう活かすか、どう伸ばすか

という事を考え行動しています。

今は外に求めてしまう自分がいたとしても、
ここに気づくことができれば、

他人と比較しうらやんでいた自分から、
いつの間にか、
逆に憧れられる存在になることだって十分あります。

自分が今何を持っているか、
どんな事に感謝を感じることができるのか?

そこに気づくことができれば、
他人にコントロールされる人生ではなく、
自分自身が人生をコントロ ールできる人になり、
不安を抱えたまま生きることから解放されます。

難しいという人は、

紙に書き出してみると、
ゆっくり考える時間にもなり、
良いと思います。

他人に求めることから卒業し、
自分で人生をコントロールできる人こそ、

真に自立した人と言えます。