まだ見ぬ未来をイメージし、憂鬱になる、不安になる。
先は誰にもわからないのに、人は未来をイメージしてしまうものです。
今わかる事に対してならまだしも、なぜ人はまだ見ぬ未来に不安を感じてしまうのでしょうか?その理由は、今の「自分の感情」を基準としているからです。
人は感情の生き物です。だから、これからもこの状態が続くのではないか(続く)というように思ってしまいがちです。

例えば、今が充実し満たされていれば、人は未来に対しても明るい展望を持つ事ができます。
しかし、頭でわかっていても今が大変な時であれば、未来は明るく見る事ができないという状態にもなります。
落ち込んで心が灰色の時は、真っ青な青空を見ても灰色にしか見えない時だってあります。
そんな時があってもいいんです。大事なのは感情に引っ張られない自分になる事です。

感情に引っ張られない自分になるには、自分の感情の癖を知る事です。
自分は落ち込むとこうなる、考えるという事を先に自覚しておく。

そして、もう一つが、今を生きる事です。
今を生きるとは、過去を手放し、今に焦点を当てるという事です。

今を生きていると思っていても、過去の恋愛、失敗、栄光など過去の体験の中で今を過ごしている人が案外多いものです。
あの時ああしていたら、あれがなければ・・・そう思う自分がいたら、過去に縛られているサインです。
過去は過去、今は今としっかり切り替える事が必要です。

一時的には過去に浸り、懐かしむのもいいですが、それが長引き執着になってしまうと厄介です。
厳しいですが、今の自分は過去の自分の選択、行動の結果です。

過去のネガティブな気持ちを持ったまま未来を見ているのであれば、未来が明るくなるはずはありませんよね。
だからこそ、過去を卒業し、今に焦点を当てて今を生きるという事が大事です。

そのためには、今目の前のやるべき事、必要と思う事を一生懸命やる事。
今を生きるとは、そういう事です。
明るい状態の今のあなたが未来を見るから、未来は明るくなるのです。

今はいつかの未来です。
あなたが行きたい未来を生きるには、まず今を大切に生きるという事からです。

まずは今日という日を充実させる事。
それによって、未来への不安を明るいものに変える事ができるという事です。

大切なのは、まだ見ぬ未来を心配することよりまずは今日1日をしっかり生きる事です
あなたが行きたい未来、なりたい自分に近づくための今日を大切に過ごしていきましょう(^^)