あなたは、自分と他人、どちら側にウエイトを置いて日々過ごしていますか?

自分軸と他人軸。

他人に対する思いやりは大切ですが、他人にウエイトを置いてばかりいると、どうしたら心が楽にいられるのか分からなくなってしまいますよね。

例えば、自分を変えようと勇気を持っていつもと違う行動をしてみた時。
自分が期待していた結果が得られずがっかりした事はありませんか?

ひとり心折れて、せっかくやったのに!
やっぱり自分はダメなんだ。

あの人にこう言われたから次からはこうする。
もうやらない!

感情的にそうなるのは通常の反応です。
しかし、その裏にある満たされなかった気持ちに目を向けることが、今までの自分を変えるヒントになります。
認めて欲しい、褒めて欲しい、気づいて欲しい、構ってほしい・・・といった誰かの評価を求める気持ちがあるのではないでしょうか?

これらの感情は全て他人の評価の中で一喜一憂し、自分という一番大切な軸を忘れてしまっている事から生まれています。

特に女性は生物学的にも思いやりや共感がベースにあるため、男性に比べその傾向が強いのではないでしょうか。
人の評価で感情が浮き沈みしすぎるのは、やはり外に自分の評価を求る気持ちが強い表れです。

誰かの期待や評価を得るための人生は本当に自分が求める人生なのか?
そこを今一度、見つめてみるといいかもしれません。

では、具体的に人の評価を恐れない自分になるにはどうしたら良いのでしょうか?

人の評価を恐れない自分になるには?

いつも人の顔色を伺ったり、自分の意見を発するのに躊躇してしまったり。
他人の評価を気にしている限り、自分の人生を生きることは難しいです。

そこから抜け出し、人の評価を恐れず、気にしない自分になるには、「委ねる」意識を持つことです。

委ねるというのは、甘えるとか頼るという事ではありません。

対象への執着を手放すこと。
つまり、それ以上気にしないことです。

言うのは簡単ですが、なかなかできないものだと思います。

なぜなら、自分が対象としている物や人に対してそれ以上意識を向けないようにする必要があるからです。

目の前にいる苦手な上司の事を気にしないようにする。

できたら悩みませんよね。
具体的にどうしたら良いかと言うと、対象に意識を向けないように必死になる必要はなく、自分が没頭、集中できる別の何かに身を置くと良いということです。

意識しないように意識するほど、人はその方向に意識が向いてしまうもの。
だから、意識を外すために違う何かに意識が切り替わるようにすれば良いという事です。

人の評価が気になってしまう優しい人こそ、好きな事をするとか、自分が心地よい、幸せと感じる時間を大切にしましょう。
そういう時間を大切にできるようになると、自分の本音がだんだんわかってくると思います。

手放す、委ねるに意識しなくてもまず自分を喜ばせること。
これが何より委ねられる自分になる近道です。

自分を喜ばせることで満たされていきます。
満たされた自分であれば、これが私。これでいいんだ!と思てくるものです。

周りからどう思われても気にしない自分になるために、まずは充実した自分の時間で自分自身を満たすことから始めてみてはいかがでしょうか?