皆さんは、

自分が楽しいと思える仕事をしているとして、
養ってもらえる環境が手に入ったとしたら、

辞めて家に入りますか?

それとも、

そのまま仕事を続けますか?

まず、自分が生活できることが大前提なので、
多くの人は、収入を得るために働いています。

自分ひとりだとしても、
仕事を続けて生活していくことは、
決して楽ではありません。

それでも、

仕事を続けている女性が
世の中にはたくさんいます。

収入を得る目的を超えたところに、
その理由があります。

その理由とは、

自分のため、
つまり、
自己実現です。

■自己実現という目的

自己実現のために働くという事、
考えたことはあるでしょうか?

欧米の女性の多くは、
結婚・出産後も同じように
仕事を続けている女性が多いです。

彼女たちはなぜそこまで働くのでしょうか?

日本に比べ、

男性の所得が低いから
というわけではありません。

彼女たちが働く大きな理由は、
自分のため、「自己実現」
のためです。

自己実現とは、

簡単に言えば、
自分らしく生きることです。

女性だから、

結婚や出産を機に
自分らしく生きること
をやめなければならない・・・

そう思っている方もいるかもしれません。

でも、

女性だって、
自分の道を選択してもいい時代です。

日本と海外では状況が違い、
決して同じというわけにはいきませんが、

同じ女性として、
自己実現のために働く、
生きるという選択肢を持つことも
無理な話ではありません。

自分の人生を選択する
勇気を持つことも、
自立への一歩です。

生きるために仕事をするか、仕事をするために生きるのか?

仕事で
自己実現ができるという事は、
自分の好きな事、
得意なことをして
相手に喜ばれ、
お金を頂けるということです。

「生きるために仕事をする」のか
「仕事のために生きる」のかは、

似ているようで真逆です。

仕事を自己実現のためにしている人は、

生きるために仕事をしています。

1日の3分の1もの時間を
苦痛で過ごす人生と、

誰かに喜んでもらいながら
自己実現もできる人生。

どちらがより豊かに感じるでしょうか?

仕事をすることが目的になっていると、

何のために生きているのか見えなくなり、
何のために生きているのかさえ
考えることにもなりかねません。

だから多くの人は、

毎日大切な時間を不満とともに過ごしています。

やりがいにも通じますが、

仕事をする、
働くことに対しても

「目的」があるかないかでは、

毎日の心の状態も
全く異なるものになっていきます。

だからこそ、
働くことに対し
目的を持つということが
とても重要です。

たとえ今の環境に不満があり、
生活のために仕事をしているとしても、

どんな暮らしがしたいかとか、
現状はこの状態でも、

この先、

どんな自分でいたいか、
ライフスタイルは?

など、

その先にある目的を持つことは、
今からできるのではないでしょうか。

今の自分の環境を失うことを恐れ、
守ることだけを考えていると、

年を重ねるごとに選択肢が減っていき、
気づいた時には
逃げ道さえもなくなっていることにもなりかねません。

お金や物など、
物質的なものではなく、
心が満ち足りているか、
自分や周りの人を幸せにできているか
を自分に問いかけてみると、

今の自分の位置を
確認できるのではないでしょうか。

人が満たされる(充実感)とは、

「何かを達成したり」
「何か意味あることに自分を活かすことができたり」
「人の役に立って感謝されたり」

した時に感じるものです。

この先皆さんは、

仕事に対して
どう向き合っていきますか?