「過去は変えられない」と言われます。

確かに起こった出来事は変えられません。

しかし、過去はあることで変えることはできます。

誰にでもなかった事にした過去は、いくつかあると思います。
でもその過去があったから今の自分がいます。

逆にそれがなかったら、必ず今より輝く自分になっていたのか？
もしかしたらそうかもしれないし、もっと傲慢で人の痛みもわからない孤独な人になっていたかもしれません。

それは誰にも分りません。

今まさにその出来事に苦しい日々を送っている方もいらっしゃるかもしれません。
この先、立ち直れるか、どうなのか先が見えないかもしれません。

しかし、その出来事がもしかして自分を強くしたり、今後何かをするお役目があり将来のその時に必要な痛みである可能性もあるのではないでしょうか。
だから、過去の出来事にとらわれ、今の自分に与えられた大切な時間やチャンスを逃してしまうのは勿体ないことです。

とはいえ、当然ながら起こった出来事は変えられません。
その出来事は変えられないけれど、そこから学び、経験にすることはできます。

過去を変えるには、「過去に対する解釈」を変えるということです。

誰にでも忘れたい事、あれがなければ今の私じゃなかったと思う事があれば、あれがあったから今の私がいるという解釈ができます。
自分を傷つけた人がいて、その人のせいで今も自分は幸せになれないと思っていたら、その相手がいたからこそ人の痛みが誰よりもわかるし、人に対する優しさの大切さを学べたとも言えます。

今は納得いかなくても自分がいつか誰かの役に立てる時ってやってくるものです。
それはいつになるかどんな場面かわからなくても、誰にでもその人しかない価値があります。

人が出来事から受ける感情は、自分の取り方次第で変えることができます。

人はやったことは返ってきます。
あなたを傷付けた人は、今どこかで誰かに同じ経験をさせられているかもしません。

あなたがその相手に負の感情を持つ必要はありません。
だた、そこに自分の意識を向ける代わりに、これから自分が輝くためにそのエネルギーも時間も使う方がより未来が輝いていくのではないでしょうか。

だからこそ、もう過去に執着することも苦しむ必要もありません。

私たちは過去に生きるのでははく、現在、今に生きています。
過去を乗り越えた人は最強です。

そこをしっかり意識し、今を大切に過ごすことが大事ではないでしょうか。

こんな私じゃなく、これが私。

そう思えるようになると、世の中が今より明るく見えてくるものです。

これからは人と違うのが魅力の時代。
自分の過去ではなく、今を見て、未来へとつなげていきたいですね。

自分を大切に、今を過ごしていきましょう(^^)